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2016.07.03
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ファイナンシャルプランナーの選び方 得意不得意を聞く

ファイナンシャルプランナーとは便利なもので、

お金のことなら何でも知っている。

そう誤解されている方が多くて、とてもうれしいです。

ものすごい期待されているんだなぁと感じます。

 

何でもかんでもFPが知っているわけはありません。

相談される方の知りたい情報を、お金関連であれば、

「FPとして知っていて当然!」と考えるようです。

 

私自身も色々勉強していますから、

普通のFPの方よりは知っていることや経験は多いと感じています。

ただ当然、私にも知らないことはたくさんありますし、

即答できないことだってあります。

 

今回、皆さんにお伝えしたいのは、

ファイナンシャルプランナーには得意分野と不得意分野があるということです。

 

例えば税理士。

税金の事なら何でも知っているという美しい誤解がありますが、

実際は知らないことだらけ、特に個人に関する所得税などは、

ファイナンシャルプランナーの方がよほど詳しいです。

 

例えば、住宅取得税制などは最たるものです。

 

何故かと考えれば明白です。

お客様がいないからです。

もっといえば、仕事にならないからです。

 

一般的に税理士の方は、法人の会計顧問をやっています。

これは、法人の法人税と消費税の申告納税のお手伝いです。

毎日毎日、何十年もひたすら法人税務についてお仕事をされています。

 

たまには、相続税や贈与税、譲渡所得税の申告もあるでしょう。

もちろん、個人の確定申告はお手の物です。

 

しかし、例えば住宅取得税制のように、普段お金を払っていない一般市民の方が

必要とするような情報を調べる道理はないのです。お金にならないですから。

ここを知らない消費者の方の何と多いことか。

税理士の方は普段お金を払っている法人や個人事業主の方からの、

業務委託を受けて仕事を回しているのです。

だから、お金を払わない方の勉強をする必要もないし、

そんな時間は無駄なのです。

 

ただ何となく、税理士と聞けば詳しそうですが、そんなことはありません。

 

話が長くなりましたが、FPも同じです。

 

日常業務については詳しいのですが、

その他については即答できませんし、

宿題となることも多いです。

 

ですから、事前に得意分野と不得意分野を知っておいた方がよいでしょう。

ファイナンシャルプランナーの分野としては

・ライフプランニング

・リタイヤメントプランニング

・相続プランニング

・住宅取得プランニング

・保険プランニング

・資産運用プランニング

・タックスプランニング

などがあります。

 

プランニングと言えばかっこいいですが、

実際には商品を販売するだけだったりしますから、

実情はお寒い限りです。

 

弊社で単純にプランニングだけでお金を頂けているのは

・ライフプランニング

・リタイアメントプランニング

・住宅取得プランニング

です。

 

あとは、スポットの相談と取扱いまたは提携金融機関の商品をご紹介したり、

一緒に探したりします。

タックスプランニングについても、個人と法人の税負担をどのように減らすか、

すでに法律で決まっているため、商品の提案をするにとどまります。

 

ファイナンシャルプランナーの知識、経験、キャリアなどとも関係するのですが、

一定以上の知識レベルが求められる業務が苦手なFPもたくさんいます。

 

この点は、弊社でも反省材料ですし、

日々知識、経験をレベルアップさせる必要性を感じていますが、

全てを完璧にこなせる事務所は無いでしょう。

もっともその必要性もありませんが。

 

しかし、皆さんが相談する場合には、絶対に得意不得意は確認ください。

時間の無駄となんとなくはぐらかされて終わり、

なんていうことになりかねません。

 

地方の方で、ファイナンシャルプランナーが探せないという方は、

弊社でかわりに探すこともできます。

徐々にそんなニーズも増えてきそうです。

執筆:高橋成壽


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