こんにちは、FP王子ことファイナンシャルプランナーの高橋成壽です。

ファイナンシャルプランナーCFPの高橋成壽です。

FPの間でよく話題になるのですが、
AFPとCFPで何が違うのかという疑問。

一言でいうと、知識が違います。
どのくらいの差があるかは説明が難しいのですが、
試験の内容で説明します。

まず、ファイナンシャルプランナーの試験は
6課目から成り立ちます。

ライフプランニング・リタイアメントプランニング
金融資産運用設計
不動産運用設計
タックスプランニング
相続・事業承継
リスクと保険

AFPは、この6課目が全分野出題されるのですが、
60%正解すれば合格です。

ということは、1課目17点分ですので、
2課目苦手分野が合っても合格できるのです。

一方、CFPは課目合格制度ですから、
それぞれの課目で合格基準に到達しないと、
課目合格ができません。

CFPの課目合格は、苦手分野のある人にとってはハードルが高いのです。
ですから、CFPはすべての分野において、一定水準の知識があり、
AFPは得意分野を伸ばせば合格できるのです。

実際に相談時の知識レベルが、大分違うのは
FPだから感じるのかもしれません。

ですから、一般消費者の方にはわからないかもしれないのですが、
特に難しい案件においては、CFPでないと解決の糸口がつかめないかもしれません。

AFPの場合は、どの分野に精通しているのかを良く確認しましょう。

得意分野は、FPのそれまでの職業を聞けば大よそわかります。
相続関係、不動産関連、金融関連は職歴がないと理解しづらいため、
過去のキャリアを聞いて、苦手分野の相談はしないことをお勧めします。

FPも専門家ですから、知らないとは言いづらいのです。
最近は、相談する消費者の方の方が知識が多い場合もあります。

相談される場合は、ご注意ください。