「お金のセカンドオピニオン」とは、家計や資産運用、税務、保険、不動産投資、老後の資金計画などについて、銀行、証券会社、保険会社、不動産会社、デベロッパーから提案されている内容について、適切性を判断するのに役立ちます。
自分でライフプランシミュレーションを作ってみたけど、専門家としてアドバイスが欲しい場合もご活用いただけます。
多くの提案は「必要性が薄い」場合が多くありますので、そもそも提案を受ける必要があるのかから確認されたい方、既存業者とこのまま取引していて問題ないかを確認される際に有効です。
場合によっては、金融機関との弁護士を介したトラブル、訴訟などのレポート作成まで対応しております。
■お金のセカンドオピニオンはどんな時に必要なの?
- 資産運用や投資の見直し:現在の運用方針が適切か、リスクやリターンのバランスが合っているかを他の専門家に確認します。
- ライフプランの再評価:将来のライフイベント(結婚、住宅購入、子どもの教育、老後の生活)に備えた計画が十分かどうかを見直します。
- 保険や相続対策:現在の保険商品や相続対策が適切か、税金対策を含めてより良い方法があるかを検討します。
- 金融機関やアドバイザーの提案の確認:特定の金融商品やサービスを提案された際、その提案が自分の状況に本当に合っているかどうか、第三者的な立場のアドバイザーから確認することが重要です。
■お金のセカンドオピニオンのメリット
- 客観的な視点:最初に提案された方法に偏りがないかを確認できます。
- より良い選択肢:新しい意見や異なる視点によって、より適切な方法や選択肢を見つけることができる場合があります。
- 不安や疑問の解消:複雑なお金の問題について、複数の専門家から説明を受けることで、理解が深まり、より自信を持って決定できるようになります。
■お金のセカンドオピニオンのデメリット
- 金銭的コストの負担:当社では金融商品の販売を行っていないため、無料でのセカンドオピニオンが提供できません。(無料でのセカンドオピニオンをご希望の場合は、株式会社ライフデザインセンターにお問い合わせください。)資料の読み込み、レポート作成、アドバイスなどご希望に応じて対応が可能ですが、個人の場合1時間あたり12,000円(税別)の費用がかかります。※後述の弁護士等への支援は別途見積もります。
- 時間的コストの負担:セカンドオピニオンを利用する場合は、当初提案された資料や提案に至る経緯、相談される方のご希望、場合によってはご家族の意見を踏まえて適格性を判定します。そのため、状況をまとめていただくための時間、当社に説明いただく時間、当社で内容を確認する時間、当社で対策を検討する時間、当社でレポートを作成する時間等が必要になります。保険の見直し、投資内容の見直しなど単純な分析は即日対応が可能ですが、相続対策など状況は把握に時間が必要なテーマは相応の時間がかかります。
- 当初対応先との関係性の変化:セカンドオピニオンを受ける場合は、多かれ少なかれ現在の提案に対する不安、不満、不信感があるものと思います。そのため、セカンドオピニオンを受ける場合は、現在の取引先との関係が変化(悪化)する場合があります。
■士業にとってのお金のセカンドオピニオンの活用法
- 取引先の変更のため:例えば、今まで付き合いのあった金融機関の対応に疑義があり、提案内容に対する不信感がある場合。取引先業者の変更を踏まえて、アドバイスが可能です。
- 金融機関と訴訟する際のエビデンス作成:当社では弁護士事務所の依頼で、金融機関との訴訟における提案の吟味、必要性(不必要性)の検討、裁判所に提出する資料の補助を行っております。金融分野は情報の格差を利用して利益を得る構造上、消費者に正しくリスクが伝わっておらず、金融機関が責任をとるべき状況が多数散見されます。現在の金融機関の提案を見る限り、訴訟を有利に導いたり、和解にもちこめる可能性は、それなりに高いと感じておりますが、一方で現状では金融訴訟を本格的に推進する弁護士事務所が見当たらないように思います。成長分野を探している弁護士事務所や、弁護士としての専門性を探している場合、金融分野における弁護士の業務は数えきれないほど種が埋まっている状況です。自信をもって案件に取組むために当社がサポートいたします。
- 専門外の分野の知見の補完:金融は法律や税務と分野が大きく異なるため、金融分野のうち消費者が購入する金融商品に関する知見を有する弁護士や税理士はほとんどいないのではないでしょうか。弁護士や税理士の業務特性上「知らない」とは言いづらいと思います。「知らない」分野に遭遇した際、外部パートナーによる対応と整理いただき、金融部門に関する知見を当社にお求めください。
お金のセカンドオピニオンは、ファイナンシャルプランナー、税理士、弁護士、投資アドバイザーなどの異なる専門家に依頼することが多く、幅広い分野で活用されています。相談先に困ったら、相談先とのネットワークがないことになりますので、当社に一度お声がけください。