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よくあるお悩みとご質問

住宅ローンの返済額は毎月いくらまでにしておくべきですか?

ファイナンシャルプランナーからの回答

住宅ローンの返済可能額は時期によって変動します。例えば、夫婦共稼ぎで子供がいない場合、毎月の家賃以上の支払いも可能です。しかし、子供が産まれて産休・育休・時短勤務期間中など配偶者の収入が減少している時期は、フルタイムで働いていたときのような感覚の支出ではお金が足りなくなります。

保育園の保育料は居住する自治体の予算により、収入(住民税額)によって変わりますが、3歳未満は住宅ローン並みの金額になることもあります。幼稚園の場合も、毎月3万円の支出増で家計が赤字になることもあります。

まずは支出を把握すること。教育資金と住宅ローンは子育て世代の重要かつ高額支出になりますので、慎重な予算配分を心がけてください。ライフプランを作成すると、住宅ローンの支払い可能額は大よそ確認することができます。

頭金っていくら必要ですか?

ファイナンシャルプランナーからの回答

住宅購入時に頭金が必要とされていたのは、親世代のお話です。今は頭金が無くても住宅価格を全額住宅ローンでまかなうことができます。その一方で、住宅を買うときは諸費用といって本体価格以外にお金がかかります。例えば仲介手数料、住宅ローンの手数料や保証料、火災保険料、所有名義や借入に関する登記費用、固定資産税など、物件価格の5~10%の範囲のまとまった金額が必要です。

ですから、諸費用を頭金と考えることもできますし、頭金以外に諸費用が必要という表現もあります。諸費用についても住宅ローンに含めて借りることもできますし、諸費用ローンという別のローンを借りる場合もあります。

頭金も諸費用もあった方がいいのですが、必須ではありません。自己資金が多い方が、家計がスリムでお金が貯まりやすいということですので、住宅ローンの支払いがスムーズなことが多いです。貯蓄の無い家庭で、自己資金0で家を買うのは無謀です。そもそも家計がザルの状態で家を買っても、住宅ローンが払いきれる保証がありません。

まずは、自分たちの家計が黒字か、赤字か、ということを確認し、黒字であれば自己資金が少なくとも、住宅購入を前向きに検討して良いと考えます。自己資金がある場合と無い場合の比較は、ライフプランを作成することで明確になります。

変動金利と固定金利のどちらを選べばいいですか?

ファイナンシャルプランナーからの回答

金利選択に正解はないというのが正しい回答です。ですから、どちらを選ぶかはあなた次第です。金融の世界では、金利上昇時は固定金利で借りること、金利下落時は変動金利で借りることが常識とされています。あなたが家を買おうとしている現在は、金利上昇局面でしょうか?金利下落局面でしょうか?これも意見が割れていますので、回答するのは困難です。

現在の日本では変動金利でお金を借りる方がほとんどです。それは金利の低い変動金利でないと住宅ローンを希望通りに借りることができない(返済ができない)からです。変動金利と固定金利の金利がまったく同じであれば、固定金利の方が安心ですし返済方法として安全です。しかし現実は、変動金利より固定金利の方が金利が高い。だから選択が難しいのです。

収入にゆとりがあり、変動金利でも固定金利でもどちらの返済でも、支払いの負担が少ない場合は、金利が上昇したとしても返済に影響はでないと考えられますので、変動金利の選択で問題ないでしょう。金利が上昇したら返済ができないような家計の方は、固定金利の選択が無難です。金利上昇のシミュレーションはライフプラン作成で確認可能です。

我が家の収入にあった住宅予算はいくらですか?

ファイナンシャルプランナーからの回答

住宅予算は、定年までに住宅ローンを払いきればいいのか、老後資金の確保を前提に考えればいいのかで雲泥の差がでます。

定年までに住宅ローンを払いきればいい場合は、今の収入と支出からライフプラン作成を通じて簡単に確認できます。しかし老後資金確保を前提に考えると、住宅予算はかなり低くなり、希望する物件に届かないことが多いはずです。

ただ理想は老後資金も確保できることでしょうから、一度理想のライフプランを作成し、老後資金の足りなくなる部分は収入アップ、住宅ローン以外の支出削減、資産運用、配偶者の就職、子供の独立後の家への仕送りなどで対応することが可能です。

●●万円の家を買っても住宅ローンを払えますか?

ファイナンシャルプランナーからの回答

家を買うまでは不動産会社は平身低頭、家を買ってもらうことに最大限のセールストークを繰り広げますが、一度家を買ってしまえばアフターフォローはありません。住宅が高額でも契約が全てです。

銀行などの金融機関でも、借りてもらうためにあらゆる情報を提供し、自行からの借入を推進しますが、一度お金を借りてしまえば、あとは銀行等の言いなりです。セールス側の意見だけでは、あなたの家計の真実は見えません。

ライフプランづくりを通じて、3,000万円、4,000万円、5,000万円など複数の住宅予算を設定して、将来の支払いを確認すると、いくらが上限かわかります。希望の金額に到達しない場合は、他の対策を講じるためのヒントになるでしょう。

押し売りせず、信頼できる不動産会社を紹介してほしい!

ファイナンシャルプランナーからの回答

不動産会社では、購入予定のお客様をランク分けしています。購入意思や収入など定性データ、定量データで売り込みやフォローの力の入れ具合が替わります。

また、不動産会社は購入までの期間が長そうな接客を嫌いますので、即決しない、持ち帰って検討するなどの対策で時間をかけることで、上客ではないことを暗に伝えることもできます。

しかし、あなたに買う気がないと感じると、優秀な営業担当に相手にしてもらえなくなる可能性が高くなります。こだわりポイントが多く、そのこだわりが現実的でなかったり、市場のことを無視した考えだと、希望の物件が出てくるわけもなく、自然と不動産会社の対応も力のかけ具合が弱まります。色々な不動産会社で情報を得ているなど、不動産会社の営業担当者が、ライバル企業とのコンペであるとわかると、一層頑張るタイプとやる気をなくすタイプがいます。他にも、絶対に決まった担当者に仲介をお願いすることを確約したうえで、長期間フォローしてもらうというのもテクニックの一つです。営業担当者も同じ人間ですので、嫌なお客さんより好感の持てるお客さんに力を入れたいものです。あなた自身が人として魅力的かどうかも、不動産会社との付き合いでは違いが出てくることでしょう。

不動産会社の紹介はできるのですが、大手だからいいというのは幻想です。また、住宅購入の意志が曖昧ですと、担当者を紹介してもきちんと対応してもらえない可能性が大きいはずですのでご注意ください。

ファイナンシャルプランナーよりアドバイス

家を買うのに大切なポイントは、家を買うことで実現したいことは何かを家族で共有することです。マイホームをもつことは手段であり、目的ではありませんが、多くの方が家を買う事の損得だけ考えて、欲しい家と限られた予算の折り合いがつかずに泥沼にはまり込んでいます。

なぜ家を買いたいのか、どんな条件が希望なのか、希望条件の優先順位は家族内でどのように共有されているか、限られた収入の中で予算をいくら割り振るか、子供の教育との兼ね合いはどうするか、考えることはたくさんあります。

相談から体感としてわかることは、収入とマイホームの予算があっていない人が多いです。エリアを限定するのに収入が足りない。いつか掘り出し物が出てくるという誤解があるなど、自分に都合よく考えがちです。冷静に客観的に考えることが住宅購入で失敗しないコツと言えるでしょう。