2021/8/24 神奈川中小企業家同友会 横浜みなと支部 結の会様主催
定例のオンライン勉強会で、経営者の老後資金づくりについて
講演を実施いたしました。
25名の経営者に参加いただきました。
長期業績安定を前提とする節税スキームですと
今般のコロナ禍による赤字では、
節税効果が激減でします。
具体的には、税効果がゼロになる期間が発生すると、
そもそも節税スキーム自体が論理破綻します。
今まで銀行、保険会社は自社の保険を売ることばかり考えてこなかったか?
利益を減らしたり、意図的に赤字にする手法では、
財務体質いためることで株価評価を下げることができます。
しかし、それにより自己資本が蓄積されず体力が増えていきません。
融資ありき、保険ありきのその場しのぎ。
証券会社は資本政策を提案してきたか?
大企業、中堅企業であれば、番頭がしっかり目を光らせて、
無駄な仕組みは取り入れません。
一方で、中小、零細企業は社長が一人で決済しますから、
事実誤認や誘導的話法で意味のない仕組み、長期目線では
会社のプラスにならない仕組みを導入しがちです。
といったような指摘と、
実際の運用事例を説明しました。