NPO法人 日本ファイナンシャルプランナーズ協会の公式サイトによると、
「信頼できるFPの選び方」として
1、FP資格を持っているか?
2、得意分野は?
3、相談したい分野の相談経験はあるか?
4、相談料はいくら?
5、どんなネットワークを持っているか?
とありました。 今回は5、どんなネットワークを持っているか?
FPは独占業務がありません。
独占業務に触れると、法で罰せられます。
だから独占業務のできる専門家のネットワークが必要なのです。
FPは決まった業務がありません。
お客様から、お金以外の相談も承ります。
でも、FPも人間です。
知識や経験を習得するのに時間とお金など
様々なコストがかかります。
ですから、ネットワークで時間とお金を買うのです。
自分にはわからない知識や経験を、
ネットワークでカバーする。
お客様の意図から逸れていないかを、
FPはチェックすればいいのです。
お客様と同じ立場から、
同じ方向を見つめて、
ネットワークの専門家と連携する。
それがネットワークの大切さです。
FPのネットワークを見れば、
FPの質とレベルがわかります。
ネットワークに見せているだけの場合もありますので、
注意が必要です。
専門家のネットワークのはずが、
意思疎通が取れていなくてはまったく意味がありません。
こまめに連絡を取り合っているようなネットワークが理想だと思いますが、
FPに限らず異業種連携が上手にいっているケースは稀でしょう。
形だけネットワークでは課題解決には程遠いと心得ましょう。
執筆 高橋成壽