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Asset Management

よくあるお悩みとご質問

相続した株と投信はいつまで持っていればいいでしょう?

ファイナンシャルプランナーからの回答

自分の意思とは関係なく相続した株式や投資信託は扱いに困るものです。そもそも親がどういった考えで買った銘柄なのか、経緯や愛着がわかりません。勧められて買っただけなのか、他の要因があるのか、利回りはどのくらいで優待は何なのか。色々考えている間に売り時を逸してしまうこともありますし、そもそも親も買い時を誤り、売り時がないまま長期保有していたのかもしれません。

客観的には、あなたの財産なのですから、親から相続したからということを理由に保有し続けることは賢明とは言えません。一方で、親の思い入れのある銘柄であれば、塩漬けにし続けてもいいでしょう。しかし、あなたが亡くなればまた相続されます。いつまで保有を続けるのかも含めて検討されるといいでしょう。そもそも保有する必要のある銘柄なのか、それは誰にもわからないのです。必要であれば売らない、必要なければ売る。保有にこだわるのも、きれいさっぱり売却するのも、あなたの意志次第です。

銀行・証券会社から投信の提案を受けています。購入すべきですか?

ファイナンシャルプランナーからの回答

まずは、なぜ金融機関が提案してきたのかを質問しましょう。世の中にはお客さんが儲かる商品と、販売側だけ儲かる商品の2つしかありません。販売側の金融機関が儲かるだけの商品ならば購入する必要はありません。

確認するポイントは、
①他に提案できる商品は無いのか?
②他の商品と比べた優位性は何か?
③販売手数料を取り戻すのに必要な投資期間は何年、何か月か?
④金融機関の担当者の親・兄弟など家族が買っているか?
⑤売却のタイミングはどう考えるか?
を質問してください。これらの質問に納得のいく答えが出てくれば、その商品を買っても問題ないでしょう。そうでなければ買う必要はありません。おそらく高い確率で損をするはずです。

不動産投資を始めたいので投資物件を紹介してほしい。

ファイナンシャルプランナーからの回答

検討したい不動産投資はどのような物件への投資でしょうか。新築、中古、ワンルーム、ファミリーマンション、アパート、1棟マンション、戸建て、倉庫、駐車場など、不動産投資には複数の投資先があります。また、どんなエリアに投資すべきでしょうか。北海道、仙台、関東、名古屋、京都、大阪、福岡、北米、アジア、ヨーロッパなど色々な場所に投資することが可能です。所有したいのか、ファンド形式で構わないのか。ファンドであれば、リートや不動産特定共同事業法に基づくファンドまで、これまた色々な投資対象があるものです。

不動産所有を目的とした不動産投資の場合、家賃収入を得たいのか、売却益を獲得したいのかで物件探しや保有期間、ローンの貸し手の選択が変わります。所有目的の不動産投資であれば、現金で買う人もいますがローンを借りるのが一般的です。少なくとも、ローン返済額より家賃収入が多いことが、投資の前提条件であると思います。万が一空室になった場合、家賃収入がなくてもローンの返済はできますか?難しい場合は、家賃保証(サブリース)を活用することができますが、そもそも資産余力に乏しいので、不動産投資は向かないと思います。売り手は売ったら最後でフォローしませんが、買ったら最後、ローン返済まで返済する義務があります。投資を決めるのは一瞬ですが、保有するのは超長期です。しっかり検討し、必要に応じて専門家のアドバイスを求めましょう。

不動産会社を複数紹介することもできますので、物件の情報を集める場合は、我々のサポートを得るという方法もあります。

iDeCoとNISAについて教えて欲しい!

ファイナンシャルプランナーからの回答

iDeCoは給料を活用して職金、退職年金を育てる仕組みです。毎月積み立てて、60歳以降にお金を受け取ります。積立期間中の積み立てた金額は、所得控除の対象となりますので所得税と住民税の節税につながります。税金を減らしながら積立ができるのです。

NISAはまとまった資金を投資するのに向いており、一定期間内に購入した場合の売却益を非課税にする仕組みです。iDeCoは投資先が限られているのに対して、NISAの投資対象は無数にあります。

投資が好きな方はNISAが合っているでしょうし、初心者の方で積立でコツコツ資産形成したい方はiDeCoが向いているでしょう。

塩漬けの株と投信をどうすればいいですか?

ファイナンシャルプランナーからの回答

塩漬けの株や投資は、直ちに売却することをお薦めいたします。リーマンショック後の株安期を除くと、最近の株式相場はかなり値を戻しています。今の相場で価格が戻っていないような投資先は、今後値が上がる可能性は相当低いと考えられます。

証券会社に行けば、売却して他の銘柄を買う事を薦められるはずですが、販売する金融機関に相談する時点で、次の投資先を提案されることが目に見えています。相場の流れを読むことも大切ですが、投資を休止するまたは投資を卒業するというのも選択肢として検討してはいかがでしょうか。株や投資信託でなくとも、定期預金や個人向け国債、一時払終身保険など低リスクの投資先はあります。金融機関を定めずに情報収集の幅を広げることで、投資対象を広げてはいかがでしょうか。

預金を運用したいのですが、どんな方法がありますか?

ファイナンシャルプランナーからの回答

資金の運用には大きく分けて、
①銀行の商品を使う方法
②証券会社の商品を使う方法
③保険会社の商品を使う方法
④賃貸不動産を購入する方法
⑤何もしない
という5つの選択があります。

運用を検討する際に考えたいのは、増やしたいのであれば何年後にいくらに育てたいのか、何に使いたいのかを考えてください。減らしたくないのであれば、何もしないという選択が最も現実的です。インフレに対応するとか円資産を持つことが不安ということであれば、外貨や外貨建て商品を検討してはいかがでしょう。ライフプランを作成することで、いつまでにいくら必要か目に見えるようになるでしょう。

ファイナンシャルプランナーよりアドバイス

資産運用をする場合、商品は大きく分けて、
①銀行系(預貯金)
②証券系(株、債券、投資信託、iDeCo、NISA)
③保険系(終身保険、養老保険、個人年金保険)
④不動産系(マンション、アパート、区分所有マンション)
⑤オルタナティブ系(上記以外の投資)
があります。それぞれリスクとリターンが違い、リスクがなくリターンが大きい、ローリスクハイリターン型の商品は存在しません。

運用の方法としては
(1)資産価値の増大を目指す
(2)資産を減らさない方法を選ぶ
(3)毎月のキャッシュフローを最大化する
という3つの方向性があります。

ですから、資産運用で大切なことは、運用することで何を得たいのかという事です。資産価値を増やしたいのであれば、証券系、保険系を選ぶべきです。キャッシュフローを得たいのであれば不動産系を選ぶべきです。資産を減らしたくないのであれば、銀行系と保険系を選ぶべきです。金融機関の特性と取扱い商品を知ることがまず初めにやるべきことです。